マンションリノベーションを後悔したくない!知っておくべき8つのポイント
快適なマイホームを手に入れる手段として「マンションリノベーション」を検討する方も多いでしょう。
しかし、世の中に浸透し件数が増え続けている中、残念ながら“後悔”してしまっている方がいるのも事実です。
そこで、今回はマンションリノベーションを後悔しないために知っておくべき8つのポイントを紹介します。
よくある後悔理由と併せて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
・リノベーションを後悔しないためには、物件の現状をしっかり把握することが重要です。
・ライズクリエーションリノベでは、茨城県で中古住宅の物件探しから資金計画、設計・施工、アフターメンテナンスまでセットでご相談いただけるサービスをご提供しています。
Contents
マンションリノベーションの件数は増加中
首都圏における中古マンションの市場は、コロナ禍などの経済不振による影響をそれほど受けず、ここ10年高水準をキープしてきました。
ここで注目すべきなのが、物件の“築年数”。
同調査によると、成約物件の平均築年数は、2012年には「18.97年」だったのに対して2022年には「23.33年」まで上昇しています。
2022年に新規登録された中古マンションの平均築年数をみると、なんと「28.16年」です。(参考:東日本不動産流通機構)
つまり、人気の高い築浅な物件だけではなく、ある程度年月の経ったマンションまでも多く取引されているということです。
築30年近い物件ですと、どうしても設備機器や水回りの劣化は避けられません。
そのため、必然的に購入と併せてリノベーションする事例が多くを占めるのです。
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“リノベーションで後悔した人”の理由と対策は?
首都圏を中心に、マンションリノベーションの件数が増えている中、インターネットなどを見ると“後悔した・失敗した”という言葉も目につきます。
その原因は、物件選びや現状把握、プラン作りでポイントを押さえていなかったから。
そこで、リノベーションのプロだから分かる8つのポイントを詳しく紹介します。
プラン通りの工事ができなかった
「中古マンションを購入してリノベーションで思い通りのプランにしたい」というのは、当然の願いです。
しかし、残念ながらマンションによってはそれが叶わない可能性があるのです。
まず、物件選びの際に真っ先に確認すべきなのが「構造種別」。
マンションの構造は、大きく「ラーメン構造」と「壁構造」に分類されます。
ただし、壁内・天井裏に柱や梁が収まりきらないため、室内に大きな凹凸が現れます。
(引用:マンションリフォーム推進協議会)
そのため、大きな間取り変更はできません。
ただし、柱型や梁型が室内に現れないため、すっきりとした部屋になります。
(引用:マンションリフォーム推進協議会)
比較的築年数の浅いマンションはラーメン構造である可能性が高いですが、5階以下の低層マンションですと壁式構造である可能性も捨てきれません。
そのため、間取り変更を前提として物件を選ぶ場合には、必ず「ラーメン構造」かどうか確認しましょう。
そして、もう一点リノベーションの妨げとなるのが、「マンション管理規約」です。
マンションに住む上で最も守らなくてはいけない法律のようなもので、リノベーション(改修工事)に関する規定がある場合もあります。
例えば、水漏れリスクを抑えるために水廻りの移動を禁止していたり、下階への騒音を防ぐために床材の仕様を限定していたりするマンションも、決して少なくありません。
「専有部内だからバレない」と安易に考えるのはとても危険です。
管理組合からの退去命令や是正指導を受けることになりますので、購入前に管理規約の内容をしっかり確認しましょう。
電気容量が少なく設備機器が思うように使えない
“新・三種の神器”とも言われる「全自動洗濯乾燥機」「食洗機」や、今や一般的な「IHクッキングヒーター」ですが、これらは多くの電力を必要とします。
契約電気容量さえ上げればどこでも使えると思われがちですが、マンションに関してはそうとも言い切れません。
なぜなら、マンションの場合は建物全体の総電気容量に限りがあり、各戸で契約できる電気容量が決められているからです。
最近のマンションですと、現代の生活様式に合わせて上限が50〜60Aになっているところもありますが、築30年を超えるような古いマンションですと、30Aまでしか契約できないという物件もあります。
それではせっかくリノベーションで導入した最新設備機器を活用できません。
高性能電化製品や電気設備機器を積極的に取り入れたい方は、前もって契約可能容量を確認しておくことをおすすめします。
すぐ水漏れ・漏電トラブルに
リノベーションで内装や設備機器を一新して、気持ちよく新生活を始めたのに、それほど年数が立たず水漏れや漏電が起きてしまったというケースも耳にします。
その原因は、「給排水管や電気配線の老朽化」。
表面的なリノベーションをしても、壁内や床下の配管・配線が新築時より更新されていないと、このような事態が起きてしまいます。
一般的に、給排水管や電気配線、ガス管の寿命は以下の通りです。
塩ビ管(排水):〜25年
銅管:〜25年
排水用鋳鉄管:〜40年
配管用炭素鋼鋼管:〜20年
耐用年数を超えると、部分破損や接続不良、ぬめりやカルキによる閉塞、高圧洗浄を繰り返したことによる大きな破損につながります。
低圧ケーブル(水の影響がない):20〜30年
低圧ケーブル(水の影響がある):15〜20年
高圧ケーブル:20〜30年
耐用年数を超えると、漏電のリスクが急激に高まります。(参考:日本電線工業会)
ポリエチレン管:50年〜
ガス栓:7〜10年
耐用年数を超えると、ガス漏れのリスクが急激に高まります。
これらの耐用年数を踏まえると、築20年を超えた中古マンションの場合、リノベーションを機に全てを更新しておくことをおすすめします。
あっという間に結露でカビだらけに
「リノベーションして一年も経たないうちに、窓周りや家具の裏がカビだらけ」そんな後悔事例もあります。
その理由はマンションの断熱性です。
断熱性が低いと窓周りなどに結露が発生し、その湿気でカビが発生してしまいます。
戸建住宅のように壁や天井を大きく解体して断熱改修することはできませんが、窓にインナーサッシをつけるなどの方法で結露を改善することはできます。
ただし、リノベーションしてから結露に気がついてしまうと、短期間で再び内装工事をしなくてはいけなくなるでしょう。
ですから、内覧の際に窓周りに水シミがないかを必ず確認してください。
〈関連コラム〉
オール電化にできなかった
戸建の場合は、リノベーションによってガス併用からオール電化に切り替えることは簡単ですが、マンションですとそうもいきません。
なぜなら、給湯器スペースの広さや設置場所は変えられず、大型のヒートポンプ式電気給湯器は設置できないからです。
また、先ほど紹介した電気容量の制限によって、全ての電力をまかなえない可能性もあります。
逆も然りで、オール電化からガス併用へ切り替えるとなると、専有部までガス配管をしなくてはならず、これも現実的ではありません。
ですから、必ずマンション購入前にオール電化・ガス併用どちらなのかを確認しましょう。
ちなみに、不動産経済研究所の調べによると、2012年に建設されたマンションのうち、オール電化対応のものはたった10.9%で、築20年を超える2002年建設マンションに至っては、7.4%しかありません。(参考:不動産経済研究所|2011年、及び2012年上半期のオール電化マンション普及率調査)
つまり、中古マンションでオール電化生活を実現することは、かなりハードルが高いと言って良いでしょう。
すぐに引っ越せなかった・予算オーバーになった
中古マンションを購入すると、住宅ローンの返済や修繕積立金・管理費などの支払いが始まります。
そのため、多くの方は1日でも早く住み替えをしたいはずです。
しかし、引き渡しを受けてからリノベーションのプランニングを始めると、長い場合で1年近く引越しできない可能性もあります。
うまく施工会社が見つからなければ、それ以上にリノベーション完成まで期間がかかるかもしれません。
そこでおすすめなのが、物件を探している段階から並行してリノベーション計画を始められる会社を選ぶこと。
リノベーションに関わる期間を圧縮できますし、トータルコストを把握しやすく、理想の間取りが実現できるかどうかも購入前に知ることができます。
リノベーション費用を償却する前に引っ越ししなければならなくなった
現行の建築基準法に則していない物件、特に“旧耐震”と呼ばれる1981年以前に建てられたマンションの場合、近々建て替えが計画されている可能性もあります。
国土交通省の調べによると、現在のマンションストック総数約590万戸(2012年時点)に対して、旧耐震基準のものは約106万戸(約17%)にまでのぼります。(参考:国土交通省|老朽化マンションの建替え等の現状)
これらの物件をリノベーションしても、数年後に建て替えすることとなっては、全く無駄になってしまいますよね。
ですから、築40年近いマンションをリノベーションする場合には、今まで耐震改修がされたのかや、建て替え計画が立ち上がる可能性はないかを確認しましょう。
ちなみに、2022年時点までで全国270棟ものマンションが建て替えられています。(参考:国土交通省|マンション建替えの実施状況)
売却したいがなかなか売れない
リノベーションをしてから数年生活し、その後売却を検討する方もいるでしょう。
その場合に、できるだけスムーズに好条件で売却したいですよね。
しかし、個性的な間取り・インテリアデザインにしすぎると、なかなか買い手の目に留まらず、売れ残ってしまうケースもあります。
ご自身にとっては快適でも、他の人にとってはそうではないかもしれません。
将来的な売却を視野に入れている場合は、万人受けするプランにしておくことをおすすめします。
リノベーションを検討する際には、デザイン力があり的確なアドバイスをしてくれる施工会社へ相談しましょう。
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マンションリノベーションをご検討中の方には“ワンストップ”でサポートしてくれる会社がおすすめ
私たち“ライズクリエーション”では、お客様のマイホーム計画を“最初から最後まで”お手伝いさせていただいています。
マイホーム購入やリノベーションに求める条件やご要望を専門スタッフが丁寧にヒアリングします。
不動産部門の専門スタッフが、リノベーションに向く物件選びや間取りのアドバイスをします。
良い物件が見つかったら、ファイナンシャル専門スタッフが「希望物件額+リノベーションに必要な概算予算」をご提案、金融機関のご紹介や提出資料の準備など、しっかりサポートします。
良い物件が見つかったら、リノベーション専門スタッフが「希望物件額+リノベーションに必要な概算予算」をご提案、金融機関のご紹介や提出資料の準備など、しっかりサポートします。
どのようにリノベーションしたいか、現在の不満やお悩みをうかがい、リノベーションプランを作成します。
家具のコーディネートや販売までお任せいただけるので、ご希望・ご予算に合わせたご提案が可能です。
他社のお見積りをお持ち頂くことも大歓迎。
当社のプランにご納得いただけましたら、ご契約いただきます。
経験豊富なスタッフによる確かな施工をご提供します。
工事途中で現地で直接そのクオリティをご確認ください。
細かな疑問やご要望にもしっかり対応させていただきます。
住み始めてからの安心アフターメンテナンスサービスもご用意していますので、リノベーション後も末永いお付き合いをさせていただきます。
将来、売却したいという場合のご相談も承っています。
不動産会社としての知識と経験、建築会社としての提案力や施工力、その両方を兼ね備えた“ライズクリエーション”だからこそ、あなたのマイホーム計画をまとめてお任せいただけます。
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まとめ
中古マンションをリノベーションする方が増えている中、せっかく費用をかけたにも関わらず後悔や失敗と感じてしまう方もいます。
その原因は、購入前に物件の状況をきちんと把握していなかったから。
しかし、一般の方が専門的な部分まで全て確認することは難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、物件探しからリノベーションまでワンストップで相談できる会社です。
私たち“ライズクリエーションリノベ”は、不動産会社としての知識と、建築会社としての経験の両方を兼ね備えていることが強み。
今まで培った経験を踏まえ、あなたの住まいに適したリノベーションプランをご提案します。
茨城県でリノベーションをご検討中の方は、どうぞお気軽にお問合せください。
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