システムキッチンのリフォームポイント|マンションリフォームの注意点
キッチンが使いにくくなってきた、汚れや劣化が気になる…。キッチンに対する違和感が積み重なってきたら、それはリフォームのタイミングです。新しいシステムキッチンにリフォームすることで、今まで不便を感じていたことはなくなりますし、キッチンに立つ時間はもっと楽しいものになります。
今回は、マンションのキッチンをリフォームする前に知っておきたい注意点やビフォーアフターをまとめてご紹介します。これからのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・マンションのキッチンリフォームを進める時は、管理規約を確認し理想のデザインや使い方をしっかり考えた上で計画を進めていくことが大切です。
・実績の多い会社に依頼し、入念に打ち合わせをした上で満足のいくキッチンリフォームを進めていきましょう。
目次
◼ システムキッチンのリフォームはいつ始める?
◼ システムキッチンリフォーム前の注意点
◼ システムキッチンのリフォーム・ビフォーアフター
◼ おしゃれなキッチンにするために大切なこと
◼ システムキッチンをリフォームするなら…
Contents
システムキッチンのリフォームはいつ始める?
汚れが落ちなくなってきた、設備が古くなってきた、など気になることが増えてきても、いざリフォームするとなるとどのタイミングでリフォームをするのか迷いますよね。
システムキッチンの耐用年数を確認する
システムキッチンには、安全に使用できる耐用年数があります。この期間はお手入れの頻度や使い方によって変わりますが、10〜20年といわれています。今のマンションに住み始めて10年以上経ち、今後も住み続ける予定であれば、リフォームを検討するタイミングです。
設備の不具合や故障が気になってきた
コンロの火がつきにくくなったり、蛇口からポタポタと水漏れが続いたり、天板のヒビや欠けが気になったりする場合、寿命が近づいています。修理しても他の部分の不具合や故障が続く可能性があるため、リフォームを検討しましょう。
使い勝手の悪さにストレスを感じる
システムキッチンの性能は日々進化しており、10〜20年前のものに比べると使いやすさは全く違います。汚れが付きにくい素材が使われ、シンクの水は流れやすく、収納量も多く、高さも使用する人に合わせて調節できるようになっています。ストレスを感じながら毎日キッチンに立つのは辛いもの。今の状況を変えていきたいと思ったら踏み出すタイミングです。
システムキッチンリフォーム前の注意点
マンションの場合、リフォーム前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
管理規約の確認をしておく
マンションの場合、リフォームできる『占有部分』とリフォームできない『共有部分』とがあります。キッチンは占有部分にあたるためリフォーム可能ですが、キッチンの場所を移動したりサイズを変更したりする工事を伴うとリフォームできない可能性もあります。また、そのほかにもマンション独自の規約がありリフォームできないこともあります。
マンションの管理規約がどうなっているのか、あらかじめ確認した上で管理組合への報告もするなど必要な手順を踏んだ上でリフォームを進めていくようにしましょう。
ガスや電気の容量を考慮する
今まで使用していたガスコンロをIHに変更する場合、使用する電気量が大きく変わるため既存のアンペアでは対応できない可能性があります。その場合、ブレーカーが落ちたり、別途電気工事が必要になったりすることもあります。
電気からガス、ガスから電気というように変更する場合は、どのような電気契約になっているのか、マンション事態の電気供給量に影響はないか、なども確認しておきましょう。
キッチンの位置を変更できない可能性も
リフォームのタイミングでシステムキッチンの場所を変えたい、と考えていても、場所を変更できない可能性があります。
床下と階下の天井との間に配管がある場合、ある程度なら場所を変更することはできますが、階下の天井裏に配管が通っている場合はキッチンを移動することはできません。マンションの構造を確認した上でリフォーム計画を立てていくようにしましょう。
暮らしに必要な設備を選ぶ
最近のシステムキッチンには、ビルトイン食洗機や生ゴミを分解するディスポーザーなど便利な設備がたくさんついています。多くの設備を選ぶことで、家事を時短することもできるでしょう。しかし、設備は増やしただけ費用がかかりますし、便利そうだから…と必要のない設備を選んで全く使わなかったとしても後悔する可能性もあります。
リフォーム後の暮らしに必要な設備を、吟味して選ぶようにしましょう。
システムキッチンのリフォーム・ビフォーアフター
それでは、ライズクリエーションが手がけたシステムキッチンのビフォーアフターをご紹介します。
Case1
キッチンとして独立した空間になっていたこちらのお家。リビングとひと続きの空間になるよう、壁を撤去することで開放感のあるキッチンに生まれ変わりました。
Before
After
キッチンのデザインを変え、同然をコンパクトに。コンパクトながら収納スペースはたっぷりあるので、片付けも楽ちんです。
料理をつくりながらリビングでくつろぐ家族と会話をしたり、出来立ての料理をカウンターで食べながら今日あったことを話したりと家で過ごす時間が有意義なものになりそうですね。
Case2
リビングとキッチン、それぞれが独立した空間だったものをリフォームを機に広々としたLDKに。壁付きキッチンは、リビングを見渡せるペニンシュラキッチンに変更しました。
Before
After
リビングと統一感のあるデザインに仕上げたことで、まるでカフェのようなおしゃれな空間に。
収納ももちろんたっぷりあります。ゴミ箱も収納できるので、ごちゃごちゃとすることなくスッキリとしたキッチンを保つことができます。
Case3
L型キッチンをI型キッチンにリフォーム。廊下に出入りできる扉を2つに増やしたことで、グッと使いやすい動線になりました。
Before
After
リビングからの行き来がしやすいのはもちろんのこと、買ってきた食材や届いた荷物などもすぐにキッチンへ運ぶことができます。
コンロとシンクが近くなったので、料理もスムーズにできるようになしました。
おしゃれなキッチンにするために大切なこと
おしゃれなキッチンにリフォームする場合、大切なのは『レイアウト』と『デザイン』です。
レイアウトで空間が変わる
アイランドキッチンやペニンシュラキッチン、壁付きキッチンなどキッチンのレイアウトには様々なものがあります。どのレイアウトを選ぶのかによって使い勝手はもちろんのこと、雰囲気も大きく変わります。アイランドキッチンならおしゃれ、というわけではなく、リビングやダイニングの広さによっては壁付きキッチンの方がおしゃれで使い勝手が良くなることもあります。
自分たちの家にはどのレイアウトが合うのか、良く検討した上でレイアウトを決めていきましょう。
デザインでイメージが変わる
システムキッチンのデザインには、スタイリッシュなものからシンプルなもの、カントリー調のものまで様々なものがあります。システムキッチン単体が素敵なのはもちろんですが、空間と調和が取れていてこそおしゃれなキッチンにすることができます。
理想のデザインを探すだけでなく、空間と調和しているか、全体で見た時にシステムキッチンが浮いていないか、といった視点も大切にしながら、デザインを選ぶようにしましょう。
システムキッチンをリフォームするなら…
マンションのキッチンリフォームを進める時は、管理規約を確認し理想のデザインや使い方をしっかり考えた上で計画を進めていくことが大切です。
実績の多い会社に依頼し、満足のいくキッチンリフォームを進めていきましょう。
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