茨城県で使えるリフォーム補助金まとめ｜自宅・空き家・耐震改修など

この記事では、茨城県のリフォームで使える補助金・減税制度について詳しく解説します。

リフォーム補助金や減税制度にはさまざまな種類があり、上手に活用できれば費用を抑えることが可能です。

全国共通のリフォーム補助金、市町村独自の補助金がありますので、目的に合うものを見つけてみてください。

 

 

茨城県内の市町村独自のリフォーム補助金

茨城県には、自治体独自のリフォーム補助金がたくさんあります。

• 自宅リフォーム
• 中古住宅リフォーム・リノベーション
• 空き家活用リフォーム
• 省エネ設備リフォーム
• ブロック塀撤去
• 耐震改修リフォーム

上記のように、代表的なものをピックアップしてご紹介します。同じような補助金を複数の自治体が用意していることも多いので、お住まいの市町村の補助金を調べるときの参考にしてみてください。

 

水戸市：水戸市安心住宅リフォーム支援補助金

補助対象	住宅の安全性、耐久性または居住性を向上させるために行う改修工事のうち、次に掲げる工事に係る費用 ・屋根のふき替え、塗装または防水に係る改修 ・外壁の張替え、塗装または防水に係る改修 ・床、壁、窓等の断熱性を向上させる改修 ・床材、内壁材等の内装の改修 ・台所、浴室、便所等の水まわりの改修 ・部屋の間仕切りの変更
補助金額	経費の10分の1：上限10万円
主な要件	・住居目的の既存建物のリフォーム（店舗兼用住宅については、住宅部分のみ） ・リフォーム工事費用50万円以上 ・建築確認日が昭和56年6月1日以降である建物または同日前に建設された建物のうち耐震性が確保されていると判断できるものであること。

参照元：水戸市安心住宅リフォーム支援補助金

外壁屋根・内装・水回りなど、幅広いリフォーム工事が対象となる水戸市の補助金です。新耐震基準に適合していることが主な要件になりますが、昭和56年6月1日以降に建てられていれば問題ありません。

工事費用も50万円以上から対象になるので、水回り設備の交換や窓断熱など単品リフォームでも使いやすいです。

 

日立市：空き家利活用リフォーム補助金

補助対象	空き家の屋根、外壁、居室、台所、玄関、階段、廊下、トイレ、浴室等のリフォーム工事に係る経費（インスペクションを実施した場合の経費を含む。）
補助金額	補助対象経費の3分の1＋リフォームローン利子1年間相当額（上限50万円）
主な要件	住居目的で空き家を取得してから1年以内にリフォームすること 市内のリフォーム業者で工事すること

参照元：日立市　空き家利活用リフォーム補助金

空き家を購入してフルリフォーム・リノベーションを検討している方におすすめの補助金です。空き家リフォームの幅広い工事が対象となり、上限50万円と補助金額も大きいです。ローンを使ってリフォームする場合、一年間の利子分も補助対象となるのも特徴。

空き家の流通と活用を促すため、ほかの自治体でも同様の補助金を用意していることが多いです。

 

▶︎ライズクリエーションリノベの「施工事例」はこちらから

 

土浦市：住宅用環境配慮型設備導入事業費補助事業

補助対象	蓄電システムの設置
補助金額	定額5万円
主な要件	蓄電システムを新設し、太陽光発電システムと接続すること

参照元：土浦市　住宅用環境配慮型設備導入事業費補助事業

太陽光発電システムと連携し、電気を蓄えて節電効果を得られる蓄電システムが対象の補助金です。昼間に太陽光パネルつくった電気を蓄え、夜間などのピークタイムに使えるのは大きなメリット。長い目で見ると大きな節約効果が得られるので、リフォームと一緒に検討してみましょう。

 

古河市：空き家バンクリフォーム補助金

補助対象	安全性又は機能性の維持又は向上のために行う修繕、補強、間取りの変更等の改修工事 ・基礎、土台、柱の修繕・補強工事、内壁、天井、床の修繕工事 ・外壁、屋根、庇、樋の設置・修繕・塗装工事 ・給排水、換気、電気、ガス等の設備工事 ・玄関、居室、キッチン、洗面所、浴室、トイレを改良する工事、建具の取替等の工事 ・ベランダ、バルコニーの設置・修繕工事
補助金額	リフォーム費の50％（上限30万円）
主な要件	・古河市内の空き家バンク登録物件を購入してリフォームすること ・市外から転入して10年以上居住すること

参照元：古河市　空き家バンクリフォーム補助金

古河市に移住する方が対象で、空き家バンク登録物件のリフォームで最大30万円の補助金が支給されます。空き家バンクは仲介手数料がかからず、リーズナブルな中古住宅を見つけやすいので、さらに費用を抑えられるのもうれしいポイント。空き家バンクリフォーム補助金は多くの自治体で用意されているので、移住を検討している方は積極的に検討してみてください。

 

石岡市：石岡市危険ブロック塀等撤去補助事業

補助対象	危険ブロック塀等の撤去工事
補助金額	次のいずれかの少ない額（限度額10万円） ・助対象工事費（業者見積額）×2/3 ・撤去する塀の面積×1万円/m2
主な要件	・市内小中学校が指定する通学路又は石岡市地域防災計画に定める緊急輸送道路若しくは避難路に面していること ・販売目的の敷地ではないこと

参照元：石岡市　石岡市危険ブロック塀等撤去補助事業

倒壊の危険があるブロック塀・万年塀などの撤去工事を対象に、上限10万円まで補助金が支給されます。築年数が古い家で倒壊しそうなブロック塀がある場合、外構・お庭リフォームと一緒に活用できる制度です。

 

結城市：戸建て木造住宅耐震改修費補助金交付事業

補助対象	木造住宅の耐震改修工事又は建替え工事
補助金額	費用の5分の4（限度額100万円）
主な要件	・階数が2以下の住宅 ・昭和56年5月31日以前に完成した住宅 ・耐震改修工事の場合、改修前の上部構造評点が1.0未満であるもの

参照元：結城市　戸建て木造住宅耐震改修費補助金交付事業

旧耐震基準で建てられている木造住宅を対象に、耐震改修費用を最大100万円まで補助してくれる制度です。築40年以上の住宅をフルリフォーム・リノベーションする際、一緒に耐震改修すると費用を抑えられるのでおすすめ。マイホームの耐久性を向上して長く暮らすため、積極的に検討してみましょう。

 

茨城県で使える国のリフォーム補助金

茨城県内のリフォーム工事では、全国対象の補助金も活用できます。

 

補助金の種類	対象リフォーム	補助金額
こどもエコ住まい支援事業	断熱リフォーム エコ設備リフォーム バリアフリー改修など	上限30～60万円
長期優良住宅化リフォーム推進事業	性能向上リフォーム 子育て向けリフォーム ホームインスペクションなど	補助対象費用の１／３ 上限：100万円／戸

代表的なリフォーム補助金だけでも上記のように対象工事は幅広く、さまざまなシーンで活用できます。また補助金額も比較的大きいため、うまく使えばリフォーム費用を抑えるのにも役立ちます。

市町村のリフォーム補助金と国の補助金は併用できるケースもあるので、両方合わせて検討してみてください。

全国対象のリフォーム・リノベーション補助金はこちらもどうぞ。

〈関連コラム〉

【2023年版】戸建・マンションのリノベーションで使える補助金は？

 

補助金リフォームの注意点

 

申し込み手順とタイミング

リフォーム補助金によって申し込みの手順や締め切りは異なるため、必ず事前に確認しましょう。

例えば工事後に申請する場合もあれば、承認後でないと着工できないケースもあります。

手順を間違えると補助金を受けられなくなってしまうため、申請の順番やタイミングをしっかり注意しましょう。

早期締め切りの可能性がある

補助金の申し込みが予算上限に達すると早期締め切りになってしまうこともあるので要注意です。

補助金を当てにしてリフォーム契約をしたら、早期締め切りで受け取れなくなるケースもあります。

必ず最新情報を確認して、締め切りリスクを回避しましょう。

工事完了日が期日に間に合うか

申し込みが間に合っても、材料や職人の手配が遅れて工事完了日の期日に間に合わないケースもあります。

契約前にリフォーム店とスケジュールを確認し、確実に間に合うようにしてください。

 

まとめ

茨城県内にはさまざまなリフォーム補助金があり、うまく使うと費用を抑えることができます。申し込みや完了報告などリフォーム会社が担当するケースもあるので、補助金に詳しい施工会社に相談しましょう。

 

茨城県のライズクリエーションは、補助金・資金計画も含めたリフォーム・リノベーションプランをお手伝いしています。

つくば市・土浦市などのリフォーム・リノベーションのことなら、何でもお気軽にご相談ください。