【戸建て】リノベーションにかかる費用相場|おすすめの間取りプランまとめ
『中古物件を購入して、自分たち好みの住まいにしたい!』と最近人気が高まっているリノベーション物件。新築より費用をおさえながらも、好みの間取りにすることができるというのは大きな魅力ですよね。とはいえ、ここで気になるのはやはり費用面です。特に間取り変更を伴うような大きなリノベーションはかなり費用がかかることを考えると、やはり不安になるもの。
そこで今回は、戸建て住宅をリノベーションする際かかる費用相場や注意点など、気になる基礎知識をまとめました。これからのリノベーション計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・外壁や構造部分や外観だけでなく、配管のような建物内部の見えない部分には手を加えないリノベーションの場合は約800〜1,200万円、柱や基礎、外壁部分は残してそれ以外の部分を一新するリノベーションの場合は約1,000〜2,000万円が費用相場です。
・大掛かりなリノベーションにはやはり費用がかかりますが、こだわりを詰め込んだ自分たちの理想の暮らしを実現することができます。理想と費用感をすり合わせながら、納得のいく住まいづくりを実現させていきましょう。
戸建てリノベーションが人気の理由
SNSで見ない日はない『リノベーション物件』。少し前までは新築がもてはやされていたはずなのに、なぜここまで人気なのでしょうか。
新築よりも安く購入
リノベーション物件は、新築よりも安く手に入れることができます。人気エリアや駅近などに注文住宅を建てようとすると、かなり費用がかかります。しかし中古物件なら、ある程度価値が下がった状態で手に入れることができるため、初期費用をおさえることができます。気に入った土地の中古戸建てを購入し、自分たち好みにリノベーションすることで費用をおさえて理想の住まいに暮らすことができます。
デザインや間取り変更が自由
好きなエリアや土地さえ決まっていれば、リノベーションでデザインや間取りを自分たちの好きなように変更することができます。多少古くても、デザインさえ一新してしまえばそれだけでおしゃれな住まいにすることができるため、住まいに対するこだわりやデザインの好みがはっきりしている方々にとってはかなり魅力的な物件です。
ライフスタイルの変化
生活様式が大きく変わり、家で仕事をする人もかなり増えてきました。そんな中で困るのはやはり『働く場所』です。マンションだと手狭になってしまいますが、戸建て住宅ならオンライン会議や仕事をする専用スペースも無理なくつくることができます。そしてもちろん、働く場所に囚われなくなったことで、郊外の自然豊かな場所に建つ一軒家での暮らしも実現しやすくなっているのです。
このように、戸建てのリノベーション物件にはたくさんの魅力があります。リノベーションに関する知識があまりなくても、ワンストップ方のリノベーション会社なら物件探しからリノベーション、工事まで丸ごとサポートしてもらうことができるため、試しに一度勉強会やイベントを覗いてみるのもおすすめです。
戸建てリノベーションの費用相場
戸建てリノベーションにかかる費用は、どのような工事をするのかによって変わってきます。
建物の表面のみをリノベーション
外壁や構造部分や外観だけでなく、配管のような建物内部の見えない部分には手を加えないリノベーションの場合、約800〜1,200万円かかります。築浅物件や、比較的キレイな状態にある戸建て物件におすすめのリノベーションです。
骨組みを残すフルリノベーション
柱や基礎、外壁部分は残して、それ以外の部分を一新するリノベーションをする場合、約1,000〜2,000万円かかります。大幅な間取り変更はできないものの、住宅の性能も向上させながらキレイな家にすることができます。また、築年数が経っている戸建ての場合、想像以上に劣化が進んでいる可能性があります。今後も長く住み続けることを考えると、外壁なども全て取り壊した上で、柱や基礎以外を1からつくり直すリノベーションがおすすめです。この場合、家の広さや性能にもよりますが約2,000〜3,000万円かかることを想定しておきましょう。
戸建てリノベーションの注意点
戸建て住宅をリノベーションする際の注意点をみてみましょう。
注意点① 構造によっては間取り変更ができない可能性も
住宅の構造には、柱で家全体を支えるものと、壁で家全体を支えるものとがあります。壁で家全体にを支える構造の場合、壁を撤去して自由に間取りを変更することができません。希望する間取りが実現可能かどうか、住宅の構造まで確認した上で物件選びをする必要があります。
注意点② 増築時は建ぺい率と容積率の確認を
建ぺい率とは、敷地面積に対して何割の大きさの家を建てることができるかというもので、容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合をいいます。これがなぜ重要かというと、土地によって建ぺい率と容積率が決まっているため、リノベーションのタイミングで増築ができない可能性があるためです。
増築できないとはいえ、ロフトやバルコニーは延べ床面積に含まれないため、どこまでの範囲が対象になるのかなど間取り計画を建てる際にしっかりと話し合っておくようにしましょう。
注意点③ 斜線制限の確認
斜線制限は、道路の境界線からの距離に応じて建物の高さ制限を設けることで、隣家や道路の採光や通風を確保するものです。リノベーションを機に増築を検討している場合、建ぺい率と容積率の確認と合わせて、斜線制限も確認しておきましょう。制限によっては、間取り変更にともなう屋根の増設やルーフバルコニーの塀設置ができない可能性もあります。
この辺りは専門的な内容になるので、物件探しの時に確認し説明してもらうようにしましょう。
注意点④ 防火地域・準防火地域
市街地で、火事による延焼を防ぎ、緊急車両の通行を妨げないようにするために定められた地域を『防火地域』『準防火地域』といいます。この地域に建つ家をリノベーションする場合、防火窓や防火ドアの設置、網入り窓ガラスの設置など火事による被害を防ぐための対策をあらかじめしておく必要があります。
新築当初は防火地域・準防火地域ではなかったものの、月日が経ち防火地域・準防火地域になってしまう住宅もたくさんあります。リノベーションを検討している物件が対象地域になっているのかについては、事前に確認しておきましょう。
戸建てリノベーションおすすめプラン
おしゃれなリノベーションをするなら、間取りプラン選びには力を注ぎたいもの。ライズクリエーションでは、次のプランを元にお客様の理想の暮らしが実現できるようサポートしています。
ヴィラリゾート
その場にいるだけで、自然とリラックスできるヴィラ(別荘)。毎日過ごす場所がヴィラのような心安らぐ場所になれば、落ち着いた暮らしが手に入ります。
モダンクラシック
格調高く重厚なクラシックスタイル。その中に現代的なおしゃれさを兼ね備えたモダンな雰囲気は、古き良き空間を活かした住まいです。
ヴィンテージ
物件に元々備わっている古さと、リノベーション工事をすることで手に入る新しさが共存したヴィンテージ。リノベーション物件だからこそ楽しめるスタイルです。
ナチュラルウッド
温かみのある木の優しさが、ぎゅっと詰まったナチュラルウッド。自然に囲まれて暮らしているような、穏やかな暮らしが実現します。
これからリノベーションを始めるなら…
大掛かりなリノベーションにはやはり費用がかかりますが、こだわりを詰め込んだ自分たちの理想の暮らしを実現することができます。理想と費用感をすり合わせながら、納得のいく住まいづくりを実現させていきましょう。
ライズクリエーションは、希望の物件探しからリノベーションまでフルサポートさせていただく中で、お客様お一人おひとりに合わせたベストな選択をお手伝いさせていただきます。
リフォームを始める時、施工会社を探して、資金計画を立てて…と全て自分たちでやろうとすると、とても大変です。そんな時に頼りになるのが、リフォーム会社と二人三脚で計画を立てていく『ワンストップリノベ』です。お客様の状態に合わせて、相談から完成まで一貫したサポートを受けながらリフォーム計画を立てていくことができるため安心です。
『そろそろうちもリビングをリフォームしようかな…。』そんな思いが湧き上がってきたら、ライズクリエーションにぜひご相談ください。希望の暮らしを手に入れられるよう、しっかりとサポートさせていただきます。