見積もりでリフォーム優良業者を見極めるポイント!相見積もりや注意点も
一軒ごとに内容が異なるリフォーム・リノベーション、見積もりで悩む方は少なくありません。
リフォームの見積もりは金額だけでなく、材料や工事内容などチェックすべき項目がたくさんあります。建築業界の専門用語なども多いので、一般の方には分かりにくいですよね。
そこでこの記事では、リフォーム見積もりの基礎知識から、優良業者を見極めるためのポイントなどを詳しく解説します。
これからリフォーム見積もりを依頼する方は、ぜひご一読ください。
- リフォームの見積もりは金額だけでなく、会社の提案力・信頼性などをチェックする大切なものです。
- 相見積もりにもメリット・デメリットがあり、2~3社で金額や信頼性を比較するのが一般的です。
- 大幅な値引き・一括見積もりサイトなど、リフォーム見積もりに関する注意点も把握しておきましょう。
Contents
リフォーム見積もりから契約の流れ
まずはリフォーム見積もりの依頼から契約までの基本的な流れと、注意すべきポイントを押さえておきましょう。具体的な流れは次の通りです。
- 要望をリストアップする
- 見積もりする業者を選ぶ
- 見積もり依頼~スケジュール調整
- 現地調査
- 見積もり内容の説明を受ける
- 内容や金額を調整する
- 見積もり内容に納得したら工事契約
リフォーム会社に見積もりを依頼する前に、まずはご家族で話し合って要望をまとめておくとスムーズです。見積もりの際は現地調査が必要になるので、希望日もいくつか考えておきましょう。
現地調査の日は、担当者がリフォーム・リノベーションの要望をヒアリングして、寸法を測ったり目視したりします。伝えたいことを明確にして、疑問に思ったことはその場で質問するのが正確な見積もりのコツです。
工事内容によって変わりますが、1週間前後で見積もりができたら、内容や金額の説明を受けます。見積書だけもらってもプラン内容や会社の信頼性を判断できないので、なるべくしっかり話を聞きましょう。
見積もり金額と内容に納得したら工事契約となりますが、調整することも可能です。見積書の内容をしっかり煮詰めて、理想のリフォーム・リノベーションを目指しましょう。
見積もりでリフォーム優良業者を見極めるポイント
一式見積もりではなく項目が分かれているか?
リフォーム・リノベーションの見積もりを見るときは、複数の項目がまとめられた「一式見積もり」ではなく、きちんと項目が分かれているか確認してください。
リフォーム・リノベーションにはたくさんの項目が含まれているため、一式見積もりだと正しく内容を把握できません。後で内容が違うことに気づいたり、追加費用が発生したり、トラブルに発展する可能性もあります。
大前提として、一式見積もりではなくしっかり項目が分かれているリフォーム業者を選びましょう。
使う材料や工事内容が分かりやすく書いてあるか?
見積もりを見ただけで、リフォーム工事に使う材料と工事内容が分かることも大切なポイントです。例えば、見積もり項目が分かれていても、「内装材」「下地材」など大まかな表記だと、どんなものを使うのか分かりません。
フローリングや壁紙などの内装材なら、メーカー・グレード・品番などの情報が無いと、見積もり金額が妥当なのか分からないでしょう。作業内容が分からない見積もりも、契約トラブルに発展する可能性があります。
材料と工事内容が確定できる正確な見積もりをつくってくれる優良業者なら、トラブルのリスクは回避できるはずです。
要望がしっかり盛り込まれているか?
最初の現地調査・打ち合わせのときに伝えた要望が、見積もりの中にしっかり盛り込まれているかも要チェックポイントです。経験豊富で対応力の高い優良業者なら、要望を漏れなく汲み取って見積もりを作成してくれるはずです。要望をしっかり網羅している見積もりなら、満足度の高いリフォームができるでしょう。
逆に、頼んだことが見積もりから漏れている業者は、実際の工事でもミスやトラブルが発生する可能性があります。
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リフォームの相見積もりについて
最近はリフォームの規模や金額に関わらず、複数の会社で相見積もりをすることが一般的になってきました。相見積もりをする際も、基本的なコツやポイントを押さえておくと、効率的に優良業者を見つけやすくなります。
相見積もりをするメリット・デメリット
複数のリフォーム・リノベーション会社に見積もりを依頼した場合、次のようなメリットがあります。
※相見積もりをするメリット
- 見積もり金額を比較できる
- デザイン力・提案力を確認できる
- 優良リフォーム会社を見つけやすい
一社だけ見積もりを取った場合、金額が高いのか安いのか分かりません。しかし複数の見積もりを比較することで、金額の妥当性を判断できるのが大きなメリットです。
また要望に対する提案力やデザイン力、見積もりのていねいさや対応で優良リフォーム会社を見つけやすくなるのもうれしいポイント。
※相見積もりをするデメリット
- 時間と手間がかかる
- どこに頼むべきか迷いやすい
- 断わりにくい
一方、複数のリフォーム会社に見積もりを依頼すると、その分時間と手間がかかるのはデメリット。見積もりを比較検討するのもなかなか大変ですし、選択肢が増えるので迷いやすくなるのも注意点です。
また、相見積もりをして一社に絞るときは、ほかの会社に断りの連絡を入れる必要があり、精神的な負担を感じる方が多いようです。
このように相見積もりにはメリット・デメリットがあるため、必ずしなければいけないわけではありません。最初の見積もりで信頼できるリフォーム会社が見つかれば、そのまま契約しても問題ないのです。逆に、一社見積もりしてみて頼りない印象だった場合、追加で相見積もりしてみるのも一つの考え方です。
相見積もりは何社がベスト?
相見積もりは多すぎても手間がかかって大変なので、2~3社に頼むのが良いでしょう。
2社の見積もりを比較すれば、金額の妥当性や信頼性はある程度判断できるはずです。時間に余裕があれば、3社で相見積もりしてさらに精度を高めるのも良いですね。
3社以上相見積もりをするとかなり時間を取られますし、情報を整理するのも大変になるなどデメリットが大きくなります。
マナーや断り方のコツはある?
実際に相見積もりをするときは、それぞれの会社に一言断わっておきましょう。「相見積もりする予定ですが大丈夫ですか?」と声をかけておけば、断るときの精神的な負担も軽減できます。
また、見積書をほかの会社に見せて金額を値切る行為は、マナー違反なので控えましょう。値切ったり内容を合わせたりしてしまうと、リフォーム会社の本来の実力や信頼性を判断できなくなってしまいます。
公平な状態で見積もり金額と内容を比較して、信頼できるリフォーム会社を見つけてください。
リフォーム見積もりの注意点
大幅な値引きに注意!
最初の見積もり金額から大幅な値引きをしてくるリフォーム業者には、注意した方が良いかもしれません。
金額が安くなるのはうれしい気もしますが、「大幅に値引きできる分の利益を上乗せしている」とも言えます。数字のトリックでお買い得に見せかけ、契約を迫るのは良心的とは言えないですよね。実際、訪問販売などの悪徳業者の中には、値引きで契約を迫るケースも多いようです。
根拠のない大幅な値引きには注意しましょう。
一括見積サイトはデメリットもある
簡単な情報入力で複数のリフォーム業者に見積もりを依頼できる一括見積サイトは大変便利ですが、デメリットもあるので要注意。
まず、リフォーム一括サイトは登録している業者が限られるので、地域の優良業者を見逃してしまうリスクがあります。また、前述したようにたくさんの業者に見積もりを頼むと時間がかかりますし、悪徳業者に当たる可能性も高くなります。
多くの見積もりを一度に比較検討できるのは魅力ですが、できればご自身で信頼できそうな会社を厳選して依頼するのがおすすめです。
まとめ
リフォーム見積もりは、工事内容やクオリティを左右する重要なものです。金額だけでなく会社の信頼性を計る指標にもなりますので、今回ご紹介したポイントをしっかりチェックして下さい。また、リフォーム見積もりを依頼するときは、なるべく近くの信頼できる業者に相談するのがおすすめです。
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