【リノベーション】多い失敗事例と対策7選 |戸建て住宅編
新しいキッチンに広々としたリビング。快適な暮らしを手に入れることができるリノベーションをするからには、『こんなはずじゃなかった…』という失敗や後悔は避けたいですよね。とはいえ、物件の選び方や間取りの考え方、どんな対策をしておけばいいのかなどわからないことがたくさんありすぎると、何から手をつけたらいいのかわからなくなってしまいます。
そこで今回は、戸建て住宅のリノベーションを始める前に知っておきたい失敗事例と対策、失敗しないために大切なことをまとめました。失敗のないリノベーション計画を進めていけるように、ぜひ参考にしてみてください。
コラムのポイント
・予算オーバーや家事動線の悪さ、収納スペースの少なさなどが失敗事例として挙げられます。
・費用も時間もかけてリノベーションをするからには、失敗だけはしたくないもの。失敗事例と対策を参考にしながら、後悔のないリノベーション計画を立てていきましょう。
Contents
【戸建てリノベーション】失敗事例7選とその対策
まずは、戸建てリノベーションの失敗事例とその対策について順番にご紹介します。
失敗事例① 予算オーバーしてしまった…
新しい設備におしゃれな壁紙、素敵なデザインの間取りなどリノベーションの計画を立てるのは楽しいもの。ただ、楽しいあまりついつい予算オーバーしてしまうと、ローンの返済計画やリノベーション後の暮らしが苦しくなってしまいます。
対策 優先順位を明確にしてリノベーション計画を立てていく
予算オーバーしないためには、費用をかけたい部分やこだわりたい部分などの優先順位を明確にした上で、リノベーション計画を立てていくようにしましょう。新しい物件を購入するところから計画を立てていく場合、物件探しから間取りの設計、工事までワンストップで依頼できる会社を選ぶと安心です。
失敗事例② 構造の影響で間取りの自由度が低かった…
床や壁を取り除き、新しい住まいにつくり直すことができるのがリノベーションですが、構造によっては壁や柱を取り除くことができず、間取りを変更できないことがあります。そのため、やりたかった間取りやデザインにすることができなかった、制限が多くあまり間取りを変更できなかった、と後悔してしまうことも。
対策 設計図を事前に確認しておく
中古物件を購入してリノベーションする場合、事前に設計図の確認や現地調査をしておきましょう。そうすることで、どの程度手を加えることができるのかを把握することができます。設計や施工に強い業者を選んでおくと、都度必要なアドバイスをもらうことができるのでお勧めです。
失敗事例③ 家事動線が悪かった…
効率を考えて間取りを考えたはずなのに、気付けばキッチンと洗面所を行ったり来たり、家事をしている自分と家族の動きが重なってしまったり…。家事動線が悪いことによって、ただでさえストレスに感じてしまう家事そのものを苦痛に感じてしまうのは避けたいですよね。
対策 家事の見直しと専用スペースの設置
間取りを考える前に、日々どんな家事をする必要があるのか、本当に必要なのかどうか、見直しておきましょう。また、家事室のような家事専用のスペース、ファミリークローゼットのような1箇所で用を足すことができる専用のスペースなどを設置しておくと効率的に家事を進めることができます。
失敗事例④ 収納スペースが少なかった…
居住スペースを確保するために収納スペースを削ったら、想像以上に収納が足りなくなってしまった、部屋が片付かずにせっかくの新居がいつも散らかりっぱなし、など収納スペースが少なすぎることにより、後悔したという声も。
対策 物の量を再確認した上で必要なスペースをつくる
リノベーションする前に、一度持ち物の量を把握しておきましょう。新しい暮らしに必要ないものは処分してしまうことで物の量を減らすことができますし、無理なく収納スペースをつくることができます。暮らしているうちにどうしても物は増えてしまうので、増えることを前提に余裕を持ってスペースを確保しておくと安心です。
失敗事例⑤ 子どもの校区と教育環境をもっと確認しておけばよかった…
調べたり検討したりするのに時間がかかることはついつい後回しにしてしまい、リノベーション物件や価格、間取りに気を取られて校区をしっかりと調べていなかった、バタバタしてしまい教育環境をあまり把握できなかった、といった後悔も。成長に大きく関わる部分だからこそ、もっとやるべきだったと感じるようです。
対策 余裕がある時にしっかりと話し合っておく
リノベーション計画を始める前に、自分たちが求める教育環境が整っているかどうかは治安や利便性などと合わせてしっかりと確認しておきましょう。どんな環境に暮らし育つのかは、子どもたちへの影響はもちろん大人にも大きな影響を与えます。自分たちで話し合った上で、物件探しの際には業者にも意図をしっかり伝えるようにしましょう。
失敗事例⑥ 思春期のことを考えていなかった…
子どもが小さいうちはいいのですが、問題は成長し反抗期を迎えた時です。もう少し多めに部屋をつくっておけばよかった、しっかり防音対策をしておけばよかった、など思春期に迎える問題のことを見越していなかったために、後悔してしまうことも。
対策 自由に間取りを変更できる余裕を残しておく
いずれ仕切ることができるようにひとつの部屋にドアを2つ設置しておく、棚を動かせば部屋を区切ることができる、といったように自由度の高い間取りにしておくと、ライフスタイルの変化に合わせて部屋も変えていくことができます。5年後、10年後も頼れるようなリノベーション業者に依頼しておけば、後の計画もスムーズに進めることができるので安心です。
失敗事例⑦ 打ち合わせでの意思疎通が上手くいかなかった…
リノベーションを進めていく上で大切な意思疎通ですが、上手くいかないまま計画だけが進んでしまうと、納得のいく仕上がりにならない可能性があります。本当はもっとこうしたかったのに…もっと言いたいことを言えばよかった…と、いつまでも後悔してしまうと新しい暮らしを楽しめなくなってしまいますよね。
対策 信頼関係を築くことができる業者を選ぶ
自分たちの意思を聞いてくれるのはもちろん、プロとしての意見やアドバイスを誠実に伝えてくれる業者を選ぶようにしましょう。信頼関係を築けていれば、安心して意見を出し合うことができますし、結果としていい家づくりを進めていくことができます。人生の中で何度も経験する物ではないリノベーションだからこそ、納得のいく家を一緒につくりあげることができるがどうかを確認しておくことが大切です。
リノベーションを失敗しないために大切な3つのこと
リノベーションの失敗事例としていくつかご紹介してきましたが、これらの失敗を避けるためにも事前にやっておきたい大切なことが3つあります。
⒈ ライフプランを話し合う
5年後10年後はどんな人生を送っていたいのか、どんな暮らしを実現したいのか、リノベーションを始める前にライフプランをしっかり練っておきましょう。収支計画や暮らしのスケール、教育プランなどある程度想定しておくことで、その内容に基づいたリノベーションプランを立てていくことができます。
⒉ 暮らしをイメージして間取りを考える
ライフプランが固まってきたら、暮らしのイメージもしやすくなります。共働きだからこそ家族と過ごす時間を大切にするためにリビングを広くする、子どもたちの創造性を養うために本の部屋をつくる、など暮らしに合わせて間取りを考えていくことで、自分たちの暮らしに寄り添った間取りにすることができます。
⒊ 業者との打ち合わせを綿密に行う
立てた計画をしっかりと伝えながら、打ち合わせは綿密に行いましょう。リノベーションなんてわからないことが多いから…と任せきりにしてしまうと、想像と違う仕上がりになってしまうこともあります。
失敗しないためにも大切です。
失敗のないリノベーション計画を立てるなら…
費用も時間もかけてリノベーションをするからには、失敗だけはしたくないですよね。失敗事例と対策を参考にしながら、後悔のないリノベーション計画を立てていきましょう。
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