リビング間仕切りの種類やメリットデメリットを解説|リフォーム事例も紹介
リビング間仕切りのリフォームをお考えの方へ。
「快適な空間づくりのためにリビング間仕切りを設置したい。でも、種類や方法、メリット・デメリットなどがわからない…」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
本記事では、リビング間仕切りの具体的なメリットやデメリット、そして実際のリフォーム事例を通じて、あなたの疑問や不安を解消します。
リビングの空間を最大限に活用し、快適な住環境を実現しましょう。
- リビング間仕切りを活用することで、空間を自由に使い分け、ライフスタイルに合わせた柔軟な対応が可能です。
- 冷暖房効率がアップし、来客時に生活感を隠せるなど、快適な住環境をつくり出せます。
- 費用、圧迫感、故障リスクなどのデメリットもありますが、適切な選択と対策で解決できます。
Contents
リビング間仕切りのメリット
リビング間仕切りは、現代の住まいづくりにとって重要な要素です。
ここでは、リビング間仕切りがもたらす3つの主要なメリットについて詳しく見ていきましょう。
LDKの使い方が広がる
リビング間仕切りを設置することで、LDKの使い方が多様化します。
個室・オープンスペースを自在に使い分けられるので、ご家族のライフスタイルに合わせた柔軟な空間設計が可能です。
例えば、リビングの一角を仕切って書斎スペースをつくれば、在宅ワークの環境が整います。
必要に応じて広々としたオープンスペースに戻せるため、柔軟性も高いです。
このように、リビング間仕切りはご家族のライフスタイルの幅を広げ、より豊かな暮らしを実現するアイデアだと言えます。
来客時に生活感を隠せる
リビング間仕切りのもう1つの大きなメリットは、来客時に生活感をさっと隠せることです。
普段の暮らしでは気にならない散らかりも、お客様を迎える際にはちょっと気になりますよね。このようなときも、間仕切りがあれば安心です。
急な来客でも、間仕切りを閉めるだけで生活感のある空間を瞬時に隠すことができます。
このように、リビング間仕切りは日常生活と来客時の両方で活躍します。
冷暖房効率アップ
リビング間仕切りの3つ目のメリットは、冷暖房効率をアップさせることです。
冷暖房効率の向上は、家計にも環境にもやさしい重要なポイントです。
特に広いLDKでは、冷暖房効率が悪くなることがあります。
しかし、間仕切りを使用することで冷暖房された空気が逃げるのを防ぎ、エネルギーの無駄を減らすことができます。
環境に配慮しつつ、快適な住まいを実現する、現代の賢い住まいづくりに求められる要素と言えます。
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リビング間仕切りのデメリット
リビング間仕切りには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットもあります。
これらのデメリットを事前に理解し、適切に対処することで、より快適な住空間を実現できます。
ここでは、主な3つのデメリットと対策について詳しく見ていきましょう。
費用がかかる
リビング間仕切りの設置には、新築・リフォームどちらの場合でも追加費用が必要です。
また、間仕切りの種類や素材によって費用は大きく変動します。
例えば、1mm単位でオーダーできる高品質なパネル間仕切りなどを選ぶと、かなり高額となる可能性があります。
一方で、ロールスクリーンやアコーディオンカーテンなどの簡易的な間仕切りであれば、比較的安価に設置が可能です。
また、費用を抑える方法としては、DIYで設置可能な製品を選ぶことや、既製品を活用することがおすすめです。
圧迫感が出ることもある
リビング間仕切りは、壁で完全に区切るよりは圧迫感が少ないものの、設置方法や素材によっては圧迫感が出る可能性があります。
特に袖壁がある場合、フルオープンにできず開放感が失われやすくなるため、注意が必要です。
しかし、リビング間仕切りによる圧迫感を軽減するには、いくつかの方法があります。
まず、フルオープンできる可動式の間仕切りを選ぶことで、必要に応じて開放的な空間に戻せます。
また、ガラス面の広い間仕切りを使用することで、開放感を保つことが可能です。
故障のリスクがある
間仕切りの種類によっては、使用していくなかで故障するリスクがあります。
例えば、引き戸タイプの間仕切りでは、戸車(ドアの下部にある車輪)が摩耗して動きが悪くなることがあります。
また、間仕切りの使用頻度が高いと、ドアの開閉がスムーズでなくなることや、引っかかりが生じることも少なくありません。
さらに、不注意でぶつかることや、強い力がかかると、レールからの脱落や変形といった故障が起こる可能性があります。
リビング間仕切りの種類とアイデア
リビング間仕切りには様々な種類があり、それぞれに異なる特徴とメリットがあります。
目的や空間の特性に応じて最適な間仕切りを選ぶことで、リビングをより快適で機能的な空間に変えることが可能です。
ここでは、間仕切りの種類とアイデアについて紹介します。
壁をつくる
まず1つ目は、リビングに壁をつくって部屋を仕切る方法です。
壁を設けることでプライバシー性や防音性が高まり、独立した空間をつくり出せます。
しかし、壁をつくる方法には圧迫感が生じやすいというデメリットもあります。
また、一度設置すると撤去が難しく、将来的なレイアウト変更が困難になる点も考慮が必要です。
可動式間仕切りを設置する
可動式間仕切りは、必要に応じて開け閉めができるため、空間の使い方を柔軟に変えられます。
デザインのバリエーションも豊富で、インテリアに合わせて選ぶことが可能です。
ただし、プライバシー性は低めで、価格は比較的高めとなります。
ロールスクリーンやアコーディオンカーテンを設置する
ロールスクリーンやアコーディオンカーテンは、安価で簡単に設置できる間仕切り方法です。
しかしプライバシー性は低めであり、簡易的な間仕切りとして利用されることが多いです。
特にコストを抑えたい場合や、頻繁に空間のレイアウトを変更したい場合に適しています。
間仕切り家具を置く
本棚やシェルフ、キャビネットなど、収納機能も兼ね備えた間仕切り家具を使って空間を分ける方法もあります。
間仕切り家具を置く方法は、工事が不要で手軽に設置できる点が魅力です。
移動や設置が簡単で、必要に応じてレイアウトを変更することもできます。
しかし、家具自体が厚みを持つため、圧迫感が生じる場合があります。
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おしゃれなリビング間仕切りリフォーム事例
ここでは、実際のリビング間仕切りリフォーム事例を紹介します。
事例① 2室を1つの部屋にリフォーム
こちらのマンションリフォームでは、2室の間の壁を撤去し、可動式間仕切りを設置しました。
シーンに応じて空間を使い分けられるようになりました。
事例② ダイニングキッチンとリビングを仕切るリフォーム
こちらのリフォーム事例では、ダイニングキッチンとリビングの間に可動式間仕切りを設置しました。
必要に応じて、広々とした空間とプライベート空間を柔軟に使い分けられるようになりました。
事例③ おしゃれなガラス間仕切り
こちらのマンションリノベーションでは、リビングと和室の間にガラス間仕切りを設置しました。
ガラスを使用することで圧迫感を軽減し、おしゃれで機能的なデザインが、リビングの雰囲気を一新しました。
リビング間仕切りはDIYできる?
前述したアイデアのように、ロールスクリーンや間仕切り家具を使うことで、DIYで間仕切りをつくることもできます。
しかし、壁をつくる場合や、可動式間仕切りを設置する場合は、プロに任せるのが確実です。
間仕切りの設置は大工の専門技術が必要な造作工事です。
高度な技術が必要で、使用する専門的な道具をそろえるだけでも数万円かかることもあります。
また、プロなら数日で終わる工事でも、不慣れなDIYだと時間がかかり、その間リビングが使いづらくなる可能性があります。
DIYを楽しみたい方には良いですが、単に費用を抑えるのが目的なら、プロに任せるのが確実でお得です。
まとめ
リビング間仕切りは、ライフスタイルに合わせた柔軟な空間づくりを可能にするアイデアです。
メリットとデメリットを十分に把握し、ご家庭に最適な方法を選ぶことが大切です。
プロの手を借りて最適なリビング間仕切りリフォームを実現し、快適で機能的な住まいを手に入れましょう。
ライズクリエーションでは、お客様のご希望やご予算に合わせたリビング間仕切りのご提案も可能です。
設計から施工まで、経験豊富な専任スタッフがしっかりとサポートいたします。
お客様の夢を叶える理想の住まいを創り上げるために、まずはお気軽にお問い合わせください。