住み替えのタイミングはいつ?検討したいポイントや注意点まとめ
劣化が目立つようになってきたし、ライフスタイルと家が合わなくなってきたし、そろそろうちも住み替えを…とは思うものの、タイミングが掴めず、なかなか踏み出せずにいませんか?何をきっかけに決めたらいいのか、その時はどんなことを検討したらいいのか、などわからないことがたくさんあると、億劫に感じてしまいますよね。住み替えのタイミングややるべきことが事前にわかれば、無理なく計画を立てていくことができます。
今回のコラムでは、住み替えのタイミングや住み替え前に検討すること、住み替えを失敗しないために大切なポイントといった基礎知識をまとめてご紹介します。新しい暮らしに気持ちよく移行できるよう、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・ライフスタイルの変化や家の老朽化、金利の安さなどが住み替えのタイミングとして挙げられます。資産を洗い出し、どのように住み替えを進めていくのか、どんな新居がいいのか、どんな暮らしをしたいのかをしっかりと話し合いながら計画を立てていきましょう。
・ワンストップでサポートしてもらえる業者を選び、わからない部分や不安に思う部分はプロにサポートしてもらうと安心です。
Contents
住み替えとは
今の住まいから新しい住まいに住む場所を変えることを、『住み替え』といいます。賃貸から持ち家への住み替え、持ち家から持ち家への住み替え、持ち家から賃貸への住み替え、など住み替えには様々なパターンがあります。
特に持ち家から新居に住み替える場合、持ち家の売却と新居の購入、リノベーションとたくさんの工程があるため、入念な準備が必要です。
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住み替えを検討するタイミングは?
住み替えを検討し始めるタイミングは人それぞれですが、多くの人が以下の状況になった時に住み替えを検討し始めています。
ライフスタイルの変化
ライフスタイルの変化は、住み替えを決断する大きなタイミングです。子どもたちが独立したので手頃な広さの家に暮らす、在宅で仕事をするようになったので駅近よりも豊かな自然環境を大切にしたい、など、暮らしの変化に伴い価値観が少しずつ変わる中で検討に至るようです。
家の老朽化
家が古くなってきたのでもっと住環境を整えたい、耐震性が不安、など老朽化による住み替えも決断のタイミングです。リフォームやリノベーションも選択肢のひとつですが、思い切って住環境を変えることで新しい暮らしを楽しむことができます。
住宅ローンの金利が低い時
金利が低ければ、総返済額を少なくすることができます。金利動向をチェックする中で、もうしばらく低い金利が続きそう…と判断した時がタイミングです。
売却価格が下がるタイミング
マンションと戸建て、どちらに住んでいるのかによっても住み替え検討のタイミングは異なります。戸建ての場合、築20年を越えたあたりから価値がほぼなくなるといわれています。そのため、築20年を迎えるまでに住み替えを検討する人が多くなっています。また、マンションも築10年を越えると売却価格が下がるため、それまでに新居を探して住み替えを…と考える方が多くなっています。
▶︎【戸建て】リノベーションにかかる費用相場|おすすめの間取りプランまとめ
そろそろ住み替えを…と思った時に検討すべきこと
実際に『そろそろ住み替えを…』と考え始めた時、何を検討する必要があるのでしょうか。
資金計画を立てる
住み替えをするための資金計画では、
・今の住まいはいくらで売れるのか
・住宅ローンを完済するのは可能か
・自己資金は新居にいくらかけられるのか
について最初に確認しましょう。
いくらで売ることができるのかがわかれば、他の計画も立てやすくなります。
『売却』と『購入』どちらを先にするか決める
持ち家から新居に住み替えをする場合、持ち家の売却と新居の購入のどちらを先にするのかを検討します。
売却を先にする場合、時間をかけて売ることができるため後の資金計画を立てやすく、資金源も確保しやすくなります。一方で、売却したものの新居が見つかっていなければ仮住まいに暮らす必要があるため、別途資金が必要になります。
また、新居の購入を先にする場合、新居を納得いくまで探すことができます。内装はリノベーションで変えることができますが、立地や建物の状態などは替えがきかないからこそこだわって選びたいもの。その希望を叶えられるのが先に新居を購入するパターンです。ただ、持ち家のローンが残っている場合は二重ローンになってしまう、売却価格が下がってしまう、といった難点はあります。
リノベーション計画を立てる
今の住まいをどうするのか考えることも大切ですが、新居の計画も同時に進めていきましょう。中古マンションや戸建てを購入してリノベーションをする場合、どんな間取りにするのか、どんな設備にするのか、など考えることがたくさんあります。最初の資金計画で、新居にいくら費用をかけることができるのかがわかれば、リノベーション計画も立てやすくなります。
新居でどのような暮らしをしたいのかよく話し合った上で、計画を進めていきましょう。
住み替えを失敗しないために大切な3つのこと
費用も時間もかけて住み替えを進めていく以上、失敗はしたくないもの。そのためにも、次のポイントをおさえておきましょう。
大切なこと① 余裕を持ったスケジューリングを組む
住み替えをする場合、売却と購入どちらを先にするのか決めたり、今の住まいを査定してもらったり、新居をどんな間取りにするのか計画を立てたり…と、やるべきことがたくさんあります。その中で持ち家が売れなかったり、希望に沿う新居が見つからなかったり、と予定がズレてしまうトラブルも起こります。余裕のないスケジュールを組んで慌ててしまわないためにも、どんな流れで進めていくのかを事前に把握した上で、余裕をもったスケジューリングを組むようにしましょう。
大切なこと② ライフスタイルを描き話し合いをする
住み替えをした後、どんな暮らしをしたいのかを家族でしっかりと話し合っておきましょう。住み替えの手続きに振り回されたとしても、どんな未来を手に入れたいのかを把握しておけばゴールを見失うことなく計画を進めていくことができます。
住み替えの計画が始まる前の余裕がある期間に、家族で時間をとっておくことで後々楽になります。
大切なこと③ ワンストップで対応してもらう
住み替えをするとなると、持ち家を売却して、新居を購入して、さらにリノベーションもして…とやるべきことがたくさんあります。この全ての工程を、それぞれ別の業者に頼むこともできますが、時間がかかる上やりとりがスムーズにいかなければ余計な時間がかかってしまいます。
住み替えをするのであれば、『ワンストップ』で売却から新生活までサポートしてくれる業者を選ぶようにしましょう。トータルサポートしてもらうことで不満も解消しやすく、安心して頼ることができます。
住み替えの悩みはプロに相談を!
そろそろ住み替えを…と思ったら、どんな新居がいいのか、どんな暮らしをしたいのかをしっかりと話し合いながら計画を立てていきましょう。わからない部分はプロにサポートしてもらうと安心です。
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